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リスク
- リスク:⚠
- 担保の価格が下がってセーフティバッファが0(負債率=担保掛目)になると、清算されてしまうリスクがあります。
- リスクの軽減:ℹ
- AUSDでは、緩やかな清算を採用しています。これにより、清算の最大数量がクローズ率に制限され、現在はポジションの負債額の25%に設定されています。これにより、AUSDの借り手の関連コストと清算リスクが軽減され、不良債権になるリスクも防ぐことができます。
- AUSDを借りる際に、担保資産の価格変動を考慮してセーフティバッファを十分に高くしておくことで、このリスクを軽減することができます。担保資産のボラティリティを軽減する方法の1つは、BUSD、USDT、TUSDなどのペッグされたステーブルコインを担保にすることです。変動の激しい市場環境では、ポジションをよく見て、セーフティバッファが低下した場合には担保を追加するか、AUSDの負債を返済します。
- リスク:⚠
- AUSDは完全に暗号資産に裏付けられていますが、マーケットではその時の需要と供給にもとづいて、一時的に1ドルより低い/高い価格で取引される可能性があります。
- リスクの軽減策:ℹ
- ステーブルスワップを利用すると、AUSDの価格が一時的に1ドルから乖離したきに、裁定取引をすると簡単に利益を得ることができます。
- スタビリティ手数料を増やして、AUSDのポジションを維持するコストを増やすことができます。これにより、一部のユーザーがローン返済のためにAUSDを購入する動機付けとなり、市場に買い圧力がかかります。
- 当社のコードでは、AUSDの最大供給量(借り入れ上限)を設定することができます。これにより、最大供給量をコントロールして、いつでも市場の需要に合わせることができます。
- リスク:⚠
- AUSDが担保不足になる可能性がある。つまり、十分な量の資産に裏付けられなくなる。(流通するAUSDの量>担保資産の価値)
- リスク軽減策:ℹ
- 当社は保守的な担保掛目(Collateral Factor)を設定しており、これにより、担保の量に対して借りることができるAUSDの量を制限しています。 担保掛目の率は、各資産のボラティリティーと主要なレンディングプロトコルとの比較により決められます。市場価格が急落してもAUSDが担保不足に陥らないように十分なバッファを確保します。
- 当社は、借りたAUSDに対して借り入れ利息(スタビリティ手数料)を請求します。そのうちの一部は、AUSDが担保不足になった場合の不良債権処理のための余剰金として使用されます。さらに、アルパカファイナンスのLYFプラットフォームの収益の一部をAUSDの債務の決済に振り向けることもできます。
- 当社は、強固な清算メカニズムと清算人の強力なネットワークを持っており、これには社内の清算ボットも含まれています。このしくみは、当社のレバレッジ・イールドファーミングサービスの不良債権リスクの管理において、実績があります。
- リスク:⚠
- アルパカのスマートコントラクトは、第三者機関による監査を受けていますが、理論的には脆弱性がある可能性があります。また、AMMなど連携しているサードパーティのサービスにも同様のリスクがあります。
私たちは可能な限りのリスクを排除するよう努力していますが、DeFiは誰も予測しなかった出来事(恐るべきブラックスワン)が起こりうる業界です。ですから、生活に必要な資産を投資したり、失ってはならない資産をリスクにさらすようなことはしないでください。私たちがコードを扱うのと同じように、あなたの資金にも気を配ってください。😊
Last modified 10mo ago